カザミドリ ~アラサー女のつれづれ見聞録~

旅行・本を中心に、日常からのtripが好きです。ヨーロッパ中心。

 

ウェールズの庭園美を楽しむ!秋のボドナント・ガーデンへ

お久しぶりです。Yです。
前回記事からかなり間が空いてしまいました。
ちょっと(いや、だいぶ・・・)仕事に忙殺されていて更新ができていなかったのですが、ようやく少し落ち着いてきました。

とはいっても、書きたい旅行の話は山積み・・・
何から書こうか悩んで、春に行ったバリにしようと思ったのですが、
ずーっと前から、秋に書きたい内容があったことを思い出したので、今回はウェールズのボトナント・ガーデンに。
あぁ・・・また行きたい。ここに行った写真を見るたび、ウェールズの秋の雰囲気を手に取るように思い出すことができます。

 

これがガーデンの入り口。この中に素敵な世界が広がっています。

f:id:purplegray:20191018133305j:plain

<目次>

 

 

ボドナント・ガーデンについて

ボドナント・ガーデンは、ウェールズ北部のコンウィという街の近郊にあるナショナル・トラストが管理する庭園です。
「何世代も続く植物愛好家一族が、大切に守り育て進化させてきた英国でも屈指の庭園」とウェールズの政府日本事務所のtwitterでも表されているほど、庭園、特に水を使った造園技術が素晴らしいとされているところです。

広大な敷地に、様々な花や木々が一番引き立つように考えられて育てられているという印象を受けました。

季節としては、5~6月のキングサリが有名なようです。冬はちょっとわかりませんが、春も秋も違った魅力で楽しめます。

http://www.bodnantgarden.co.uk/
(英語サイトです)

 

行き方

コンウィ近郊のLllandudno Junction Station(スランディドノ・ジャンクション)という駅からボドナント・ガーデンまでバスが出ています。

駅まで電車で来てバスに乗り換える人が多いと思いますが、私はコンウィの街中に宿泊していたので、そこからバス停まで軽いお散歩がてら向かいました。

そんなコンウィの中心であるお城の記事はこちら↓

www.kazamidori-trip.com


スランディドノ・ジャンクション駅からバスの所要時間は約15~20分ほど。こんなところで合ってるのかな?という細い道をバスがガンガン進んでいきます。

こんなときでも、スマホのGoogleMapを見て、オフラインでも自分の位置がGPSで確認できるのって本当に便利な時代ですよね。

ガーデンの入り口

バス停を降りると、ガーデンの入り口はすぐそこ。入り口に向かう途中には、こんな看板が。今日の見どころなども書いてあり、この手書きの温かい雰囲気がガーデンの魅力を増しています。

f:id:purplegray:20191018140521j:plain

そこからちょっと歩くと、こんな入り口が待っています。

f:id:purplegray:20191018133305j:plain

この、今にも雨が降りそうな空模様が、いかにもウェールズといったイメージにぴったり。そして入り口の横にはこんな案内が。

f:id:purplegray:20191018140318j:plain

楓の紅葉が一押しされてる!ということで、個人的に季節の中で秋が一番好きな私は、この時点ですでにテンションが上がりきってましたw


ガーデン内部

正直、ぜーんぜんお天気が良くないので、映えなくて魅力が伝わるかがだいぶ疑問ですが、本当に本当に雰囲気にある庭園です。

入ってすぐ、早速真っ赤っ赤な楓がどーんとお出迎え。

f:id:purplegray:20191018141250j:plain

敷地内には邸宅もありますが、ここは見学対象外。あくまでも庭を楽しむ空間ということのようです。

f:id:purplegray:20191018141025j:plain

邸宅エリアでは、ここぞとばかりに木が揃えられていました。

f:id:purplegray:20191018141945j:plain

そしてその近くでは、見たことのない花々がここぞとばかりに咲き誇っています。

f:id:purplegray:20191018141656j:plain

 

邸宅エリアからちょっと離れると、そこはまた別世界。

とにかく大きな木が並ぶエリア。

f:id:purplegray:20191018142341j:plain

ちょうど落葉の時期だったため、風が吹くと左右の木々から葉がパラパラと舞ってきて、 異世界にいるかのようでした。

f:id:purplegray:20191018142645j:plain

なんと敷地内には牛が。そしてその横の見たことのないような大木。決してこの牛が小さいということではないんです。。

f:id:purplegray:20191018143003j:plain

 

さらに奥に行くと、ちょっとしたハイキングコースのよう。

全て造園された敷地だということが信じられないし、私が行ったときはとても空いていてたまに人とすれ違う程度だったので、このまま別世界に迷い込んでしまうのではないかと思ってしまいました。

f:id:purplegray:20191018143257j:plain

f:id:purplegray:20191018143403j:plain

f:id:purplegray:20191018143436j:plain

f:id:purplegray:20191018143508j:plain

途中で足元を見ると、色とりどりの落ち葉のじゅうたん。踏むのを躊躇ってしまいます。(実際滑るので結構怖かったですが・・・)

f:id:purplegray:20191018142806j:plain

この楓は、「羽衣」という日本種だそう。案内板がありました。

f:id:purplegray:20191018143820j:plain

f:id:purplegray:20191018143853j:plain

 

庭園の中には、あらゆるところにベンチが置かれていて、ちょっと休憩したり物思いに耽ったりしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。なんとも贅沢な時間でした。

f:id:purplegray:20191018144025j:plain

 

この庭園は、お土産コーナーも充実しています。

時期的なものもあり、クリスマスグッズ一色になっていました。

f:id:purplegray:20191018144357j:plain

f:id:purplegray:20191018144555j:plain

帰り道で

ガーデンを出て帰るとき、帰りのバス停が見当たらなくて細い道のどこで待っていればいいか少し悩んでいたところ、後からきたお爺さんと話す機会がありました。

(結局、バス停は1つのバス停を上り下りで兼用しており、乗りたい方向のバスが来たら必死に手を挙げてアピールするという古風なスタイルでした)

 

このお爺さん、ガーデンに勤務している方でちょうど同じ方向のバスで帰るとのこと。10分ほど一緒にバスを待ちました。


そのときに「どこから来たの?ボドナント・ガーデン、どうだった?」と質問され、私が日本から来たこと、きちんとした庭園に来たのは初めてで、本当に心から感動したことを伝えると、
お爺さんは「またいつか来てね。ちょっと遠いと思うけど、待ってるよ」と言ってくれました。

こんな何気ないやりとりがすごく嬉しくて、こういう人たちが庭園を日々造っているんだなぁとガーデンを支えている人に対しても愛着が湧きました。


感想 

イギリスの庭園はすごい、とは聞いていたものの、美に対する徹底的な姿勢を体感することができました。
どうやったらその景色が一番綺麗に見えるのかが計算されているような木々の配置。
自然を扱っているのに、植物が人の想いと共存しているかのような不思議な空間。

こんな庭園に迷い込んだら、もう二度と出てこれないんじゃないかとも思える圧倒的な木々の中で、じっくりと思索にふけることができました。

そして、これまで読んでいたイギリスの小説に出てくる庭園のイメージが、私の想像以上に不思議な魅力を持った謎めいた空間であったことがわかりました。

 

こんな空間に身を置いたのは初めてで、まだまだ知らない世界がたくさんあるのだと思い知ったので、今度はまた別の季節に、思索にふけりに遠くウェールズの庭園に行きたいと思います。