カザミドリ ~アラサー女のつれづれ見聞録~

旅行・本を中心に、日常からのtripが好きです。ヨーロッパ中心。

 

オランダのクレラー・ミュラー美術館へ(&ゴッホの森でサイクリング)

オランダ旅行中に、ゴッホの森という国立公園と、その中にありゴッホ作品が多数あるクレラー・ミュラー美術館へ行ってきました。[201605]

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 <目次>

場所と行き方

オランダに一週間ほど旅行する中で、ユトレヒト滞在中に日帰りで行ってきました。

クレラー・ミュラー美術館は、ゴッホの森といわれるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園(Nationale Park De Hoge Veluwe)という巨大な国立公園の中にあります。

その広さ、5,400ヘクタール!ちょっと調べたらディズニーランドが約51ヘクタールなので、ディズニーランド約108個分の広さということになります。オランダ最大の公園、恐るべし・・・。

 

公園はあまりに大きいので園内をバスが通っているのですが、さすが自転車大国だけあって、入り口に園内用無料自転車が大量に用意されています。

広い公園をその無料自転車でサイクリングをすることも目的の1つでした。

 

場所はこちら。・・・といっても広大すぎてわかりづらいですよね。

私は滞在していたユトレヒトの中央駅からアペルドールン(Apeldoorn)という駅まで40分ほど電車に乗り、駅前からバスに乗っていく予定でした。

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アペルドールン駅

が、当日たまたまアペルドールンでとある大イベントが行われており、バスは運休。

アペルドールンの駅前であたふたしましたが、結果目的地が同じだった初対面のドイツ人と中国人とで割り勘して、タクシーで公園へ向かうことにしました。

こんなハプニングや出会いも、振り返れば自己手配の旅の楽しさだと思えます。 

ゴッホの森でサイクリング

そんなこんなで見ず知らずの人たちとタクシーに相乗りして、公園入口へ到着です。

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入場料を払って少し歩くと、自転車ゾーンへ到着です。この広い園内を移動するための自転車は、なんと1,800台もあるんだとか。もちろん各駐輪場に分散はされてますけど、これだけの台数があれば無くて困ることはなさそう。安心してサイクリングできます。

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さてこの自転車、一つ注意点が。いわゆるダッチ・バイクという自転車なので、ハンドルにブレーキが無く、止まりたいときはペダルを逆回転するよう動かしてスピードを落とすんです。

以前にニューヨークのセントラルパークでサイクリングしたとき、人生で初めてこのタイプの自転車に乗って、人が多いところではかなりハラハラした記憶が蘇りました。

 

ただ、この公園はとにかく広い!道の真ん中をたまに車やバスが走りますが、それ以外は本当に静かでのどかな公園です。なので、この自転車に乗るのも、恐らくすぐに慣れることができると思います。

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途中あまりに人気がなさすぎて、絵の中に迷い込んだような感覚になりました。

ちなみに公園内、みなさん思い思いに過ごしているので、途中でいきなり道端ピクニックをしている人が出現したりして地味に驚きます。

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クレラー・ミュラー美術館

あまりに入り口から距離があるので心配になりつつも、道を辿って美術館の入り口付近に到着しました。自転車を止めて歩きます。

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美術館の入り口に向けて、ブラブラ歩きます。

 

館外には彫刻がいろんなところに。

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木々の中に、美術館の入り口があります。

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中に入ると、そこは光溢れる美術館でした。

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ここにはアムステルダムのゴッホ美術館に次いで、世界に2番目にゴッホ作品が多く展示されているんだとか。他にも有名な作家の作品が次々と並んでいます。

 

有名な「夜のカフェテラス」。これを見たかったんです。実物は、カフェテラスからあふれる光の表現が繊細でした。

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「糸杉と星の見える道」。ゴッホ晩年の作品です。死期が近い中、彼には何が見えていたのでしょうか。不思議な力が作品から放たれていました。

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「花咲く桃の木」

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ルノワールやピカソなどもありました。ゴッホ目当てで来ましたが、いい意味で裏切られました。

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美術館でのんびりした後は、出口を出たすぐのところにあるカフェで遅めのランチを。

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いいお天気だったので、外は満席になっていました。

感想

勝手に想像していたよりもゴッホの作品一つ一つが大きく見えるような、不思議なパワーを感じました。ずっと見ていたら吸い込まれそうな力のある作品が、本当にたくさん並んでいて、贅沢な空間でした。

館内はガラガラではなかったですが、人と人の距離がちょうどいい程度に空いていて、作品の真正面でしばらく思索にふけりながら作品を見ることができました。

 

以前に過去記事でも触れましたが、美術館の環境も含めて、その絵が常設されている美術館に足を運んで絵を楽しむことは、都内で大混雑の企画展を観に行くのとはずいぶん違うことだなと思います。

www.kazamidori-trip.com