カザミドリ ~アラサー女のつれづれ見聞録~

旅行・本を中心に、日常からのtripが好きです。ヨーロッパ中心。

 

旅に出たくなる本②「メガロマニア」恩田陸

実は先日、メキシコに行ってきました。

その旅行記は追って書こうと思うのですが、訳あって個人手配旅行ではなかったので、そんなに書くこともないかな・・・と思ってもいます。とても楽しかったんですけど、あんまりHowTo的なものがなくて。悩み中です。

 

ただ、一番の目的はマヤ文明のピラミッドを見ること!これは無事に達成できました。

そんな旅のお供の本に選んだのが、こちら。恩田陸の「メガロマニア」です。

メガロマニア (角川文庫)

メガロマニア (角川文庫)

 

恩田陸さんの小説はかなり好きで大体読んでいますが、旅にまつわる本や地方の実在する都市をモデルにした小説が多い印象です。

私が好きな作品だと、「まひるの月を追いかけて」は奈良の飛鳥が舞台だし、「月の裏側」は福岡の柳川が舞台になっています。どちらも現地に行ったことがありますが、旅のお供本としてもおすすめです。

まひるの月を追いかけて (文春文庫)

まひるの月を追いかけて (文春文庫)

 
月の裏側 (幻冬舎文庫)

月の裏側 (幻冬舎文庫)

 

 

また、海外のエッセイだと 「隅の風景」もおすすめ。プラハやスペインや台湾などのつれづれ旅行記を、くすっと笑いながら読むことができます。

隅の風景 (新潮文庫)

隅の風景 (新潮文庫)

 

 

さて、話が長くなってしまいましたが、冒頭のメガロマニアへ戻ります。

恩田さんが付けたサブタイトルは「覆された宝石」。NHKの番組と国立科学博物館での展示に絡んだ取材旅行の、恩田さんの個人的旅行記です。

かなりの移動を繰り返し、個人旅行ではなかなか行くことのできないピラミッドへも行っていて、旅行好きとしては本当にうらやましいかぎり。(ご本人は飛行機嫌いなので大変そうですが・・・)

私が行ったチチェン・イッツァの遺跡にも行かれていて、そこでの彼女の不思議な体験を先に本で読んでから現地に行ったので、現場の力が持つ不思議な力にも思いを馳せることができました。

 

マヤ文明について詳しく書かれているというわけではないので、予習本ではありません。が、読んでいると不思議な「地の力」のようなものを感じることができます。

メキシコまでは移動の飛行機も長いので、是非機内で読んでイメージを膨らませるのにおすすめです。